地域のシンボル「烏帽子岳」へ駆け登る
EBOSHI SKYRUN は山岳をFAST&LIGHTに駆け登るスカイランニング(快速登山)の大会です。舞台となる烏帽子岳は上田市・東御市にそびえる、山麓の多くの学校の校歌に出てくる、地域のシンボルの山岳です。標高2066mの岩肌の山頂からはアルプスや八ヶ岳等の信州の名峰を一望できます。360度の展望を誇る烏帽子岳山頂。そこに立つ達成感と爽快感は、数ある日本の山岳レースでも随一であるといえます。頂上に立つことの喜びを皆で分かち合いましょう。
藪に埋もれた登山道
EBOSHI SKYRUNのコースは、烏帽子山麓に位置する小学校(豊殿小・本原小・祢津小・和小など)の登山遠足などで、地域の人々から親しまれてきた歴史ある登山ルートでした。しかし、山の反対側に位置する湯ノ丸高原が観光開発されアクセスや施設利用が便利になったことで、登山遠足は次々と湯ノ丸高原発着のトレッキング遠足に切り替わりました。同時に、山麓から登る旧来の登山ルートを利用する登山者も減り、登山道もいつしか廃れて藪に埋もれてしまいました。
これではいけないと、まず最初に「烏帽子岳殿城山を愛する会」が地元有志により発足し、上田市民の森公園から山頂に至る登山道(豊殿小学校の登山遠足ルート)の整備・維持をしてきました。これがバーティカルで登るコースです。維持されてきた唯一のルートを活用して2018年に第1回目のEBOSHI SKYRUNが開催されました(第1回大会はバーティカルのみの開催でした)。
地域の名峰である烏帽子岳(信州百名山)
空に包まれた爽快な山頂
烏帽子岳登山の歴史を未来へ受け継ぐ
その第1回大会の参加者に東御市祢津地区の方がいて、今度は藪に埋もれた祢津からの登山道(祢津小学校の登山遠足ルート)を切り開くことになりました。祢津地区の街づくりの会である「ネッツ」のメンバーを中心に有志が集まり、2019年に約30年ぶりに登山道が再び切り開かれ、祢津地区と烏帽子山頂が再びつながりました。2020年から実施されているスカイレースは、この復活したルートを使用しています。
EBOSHI SKYRUN の開催は、古くから伝わる烏帽子岳登山道の維持・整備の契機となっています。実は烏帽子岳での登山競走は歴史があります。約100年前には地元の高校生により日露戦争戦勝記念の登山競走も開催されたということです。スカイランニングというスポーツの力により、烏帽子岳登山の歴史が未来へ受け継がれてゆきます。
地域の食も楽しめる秋フェスへ
EBOSHI SKYRUNの魅力のひとつが山麓の豊かな食文化です。日本一晴天率が高く、標高差のある緩やかな高原。その地理的特徴を生かして、稲作・畑作、牧畜(チーズや肉)、果物(リンゴやワイン用ブドウ)栽培も盛んな地域です。新興ワイン産地である「千曲バレー」の中心地であり、数多くのワイナリーが点在しています。2024年には祢津御堂ヴィンヤード(ワイン用ブドウ畑)と施設が完成。EBOSHI SKYRUNの会場もワイン畑へと移り、スカイレースのコースも、もっと烏帽子岳登山道を存分に楽しめる(苦しめられる?)シンプルなコースにリニューアル!いよいよEBOSHI SKYRUNの完成形、スポーツ+食の秋フェスへと進化します!
地元有志で切り開いた登山道
山麓はヴィンヤードが広がるワインの一大産地!
信州峯村牛・焼肉弁当の注文を受付けます!
「平成30年度 農林水産祭 内閣総理大臣賞」を受賞した
『信州峯村牛』を使用した焼肉弁当を予約販売します。
2日目のスカイレースの会場でフィニッシュ後に食べられます。
※予約販売のため、事前に申込みが必要です。
※1個1,000円(税込)です。
※当日弁当と引き換えに現金での支払いをお願いします。
※エントリーサイトにてエントリー時にお申込みください。
※当日、会場には食べ物関係の出店を行う予定です。
アフターレースは地域の食を楽しもう!